『至急』借金の悪質な取り立てを今すぐ止めたい!違法な証拠と対処法

借金はしたものの、払えなくて延滞。だから執拗な取り立てにあって精神的に参っている。しかも脅迫まがいの言葉の暴力で恐怖心に打ちのめされ、この生活をすぐにでも止めたい。そんなあなたの手助けとなる解説をしていきます。

目次

悪質な取り立ては「証拠」と「相談」がカギ

消費者金融の大手であっても、これまでに悪質な取り立てが横行した時代があり、貸金業法が成立するきっかけとなりました。現在でも「闇金」業者など高金利で融資して、違法な悪質な取り立てを行う場合があります。こういった悪質な取り立てを今すぐにでも止めたいと思うことでしょう。それにはまず違法行為の「証拠」を確保し、適切な窓口(弁護士・警察)に相談することで停止させることが必要。

恐怖を感じるかもしれませんが、冷静な「証拠収集」が、あなた自身と家族を守る最大の武器になります。現在では24時間受付可能な相談窓口も存在するため、一人で耐え忍ぶ必要はありません。

なぜ「証拠」が不可欠なのか?

悪質な取り立て(脅迫、深夜の訪問など)は、貸金業法違反や刑法(脅迫罪・住居侵入罪など)に抵触する「犯罪行為」です。直接的な脅迫はなくても債権者は法律すれすれの行為をしてくる場合もあります。しかし、警察や弁護士が介入し、法的に相手の行動を制圧するためには、「いつ・誰が・どのような違法行為を行ったか」を客観的に示す証拠が不可欠。証拠がなければ「言った・言わない」の水掛け論になり、対処が遅れる可能性があります。迅速な解決のために証拠が最重要となる理由がこれです。

何を「証拠」にできるか、相談先

それでは何を証拠とし、どう対処(相談)すべきか例示していきましょう。

絶対に押さえるべき「違法な取り立て」の証拠

  • 音声データ:脅迫的な言動、大声、乱暴な言葉遣いの「通話録音」。ICレコーダーやスマートフォンの録音機能で対応。
  • 映像・画像データ:自宅への張り紙、玄関先での居座り、暴力行為の「動画撮影」。スマートフォンのカメラで撮影(無理のない範囲で)。
  • テキスト・履歴データ:脅迫的な内容のFAX、メール、SMS(ショートメッセージ)の保存。
  • 時間的証拠:深夜・早朝(法律で禁止された午後9時~午前8時)の「着信履歴」のスクリーンショット。
  • 第三者の証言:家族や同僚が取り立てを目撃・聞いていた場合の「証言メモ」。

この中で音声データが比較的に集めやすいと思います。電話がかかってきた場合などはスマホをスピーカーにして、スマホのボイスレコーダーアプリやICレコーダーに録音させておくのは有効です。ボイスレコーダーよりもICレコーダーの方が音声負録音の性能が良いため、クリアな音声が録音できるだけでなく、長時間の利用にも優れています。また、パソコン等への保存も容易です。

画像データについては市販の屋外用監視カメラを購入して設置しておくのも有効。現在は低価格でかつ24時間録画が可能なものがありますので、ドアを開けずに録画できます。スマホの場合には相手に録画されていることを悟られないようにしましょう。相手が激高する恐れがあるので。

その他訪問日時、言動内容を細かくメモしておくなども重要な証拠です。これらを複数集めることでより客観的証拠集めとなるでしょう。

証拠を確保した後の「今すぐ」できる対処と相談先

  • (緊急時):警察(110番または最寄りの警察署):「帰ってくれない(不退去罪)」「暴力を振るわれた(暴行罪)」「殺すぞと言われた(脅迫罪)」など、身の危険を感じる場合は迷わず通報してください。
  • 法的停止):弁護士・司法書士(24時間受付・無料相談窓口):確保した証拠を持参(または電話で状況を説明)し、無料相談を利用します。
  • 弁護士や司法書士などに依頼(受任通知の送付)をすれば、最短即日で本人への取り立ては法的にストップします。これが最も確実な停止方法です。24時間や長時間対応の弁護士事務所などがあります。
  • (行政指導):貸金業協会・財務局:相手が登録業者である場合、違法行為の証拠を提出し、行政指導を申し立てます。これは弁護士などに依頼することで対応してもらえますが、闇金業者は届け出がない場合があり対応が難しい場合があります。

24時間もしくは長時間対応している法律事務所は以下の通りです。もしくは「24時間対応法律事務所 〇〇市」や「〇〇都道府県弁護士会」で検索すれば、お住いの弁護士を検索できます。法テラスはメールでの受付は24時間可能です。

24時間対応という意味では有料ですが、Just Answerは良いですね。質問にもほぼリアルタイムで丁寧に返答してくれます。料金はジャンルによって多少異なりますが、法律の場合は5,980円。初めての人は初回限定で500円で利用できるのが魅力。しかし気を付ける点もありまして、登録するとサブスクリプション支払いも自動契約。用件が終わったら翌月請求までに必ず解約することをお勧めします。頻繁に利用することがない限り解約しても問題ないでしょう。翌月は正規料金で請求されますから必ずデメリットを理解したうえで利用してください。私も翌月請求で驚きました。

それ以外は営業時間以外はメールのみ受け付けるものの、相談できないなど事務所により対応が異なります。早朝深夜以外であれば対応できるところが多いので、検討してみて下さい。

相談先・「証拠」を押さえたら即行動

悪質な取り立てを「今すぐ止めたい」なら、まずは冷静に証拠を確保すること。録音ボタンを押すだけでも大きな一歩となります。まずは勇気をもって取り組むことが必要。

違法な取り立てはあなたが悪いのではなく、相手が法律を破っている。だから違法となる証拠集めが重要。

確保した証拠は、警察や弁護士があなたを守るための強力な材料となります。深夜早朝でも対応可能な弁護士事務所の窓口もあるため、すぐに助けを求めるべき。第三者の介入があなたを助けてくれ、解決に導くことでしょう。

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